2008年06月02日
【反射を超えた反応-受け】
『反射を超えた反応』
来週の6月8日(日)に九州の審査会を控え、一週間前ということで、土曜は組技の基本の反復までやってから、防御の反復。日曜は打撃の基本・移動稽古を行ってから、同じく防御の反復を行いました。
最近、道場生がスパーをしていて、防御しないとって頭ではわかっているけどスパーをやるとなかなか出来ないという話しがあったので、徹底的にディフェンス技術を復習。約束組み手としてやりました。ここでは全て書ききれませんのであしからず。
★テーマの反射を超えた反応とは?
人間相手に攻撃される場合は、ほとんどが顔なので、一例として、顔面を攻撃されるパンチの対処について説明します。
スパーをやっているとパンチを避けたりするのが上手な反射神経のいい人もたまにいるのですが、そういう人は少数で、パンチを連続でラッシュされた時には、反射が追いつかずに打たれてしまうという人の方が多いのではないかと思います。
そこで、万人が出来る技術として必要になってくるのが受けの技術です。まず受けの姿勢は禅道会のアップライトに構えた「自然体の構え」が基本で、手は顔面の打撃に備え、禅道会特有の防御を作ります。(ボクシングの両手を顔の前に出すやり方の防御はほとんど行いません。総合格闘技はグローブが薄いので隙間から抜けて打たれてしまうからです・・・)
この受けの姿勢は結構万能で、パンチが見えないと思ったらこの形を取るだけで、ストレート・フック・アッパーなどのほとんどのパンチをシャットアウトできます。さらに横に回れば顔面の防御率はかなり上がります。
全てのパンチを眼で見て避けたり、叩き落としたりするのではなく、あ、パンチだ!!ぜんぜん見えないと思ったら、すぐにこの防御の形を取ることで、すべて反射に頼らず反応という形で対応ができるようになるんですね。これを禅道会では反射を超えた反応と言っているのです。
それには『目付け』という技術も必要になりますが・・・(ようするに相手と向かい合った時にどこを見ているかということ)
そうして反応による対応力を身につけていくことで、恐怖感を感じることなく、すんなり打撃に
対応できる様になっていきます。
ですから初期の段階ではスパーでの打たれるかもしれないという恐怖感を一度軽減して、号令に合わせた約束組み手を行うんですね。(いつものスパーでもライトスパーでほとんど当たる事はありません)
『受けの姿勢を攻撃に生かす』
また禅道会の場合、受けの姿勢が攻撃の姿勢に生きていくると言われるくらい、受けの姿勢を大切にしています。ですから受けの姿勢を見直してみると、パンチやケリの打ち合いの中でもしっかりと防御をしながら打てるようになる攻防一体の技術が身につくのです。
えー相撲に例えた方が分かりやすいかもしれませんね。相手を押すということは受けの姿勢の連続なんですね!!受け→受け→受けってな感じで押していくんですね!!
この受けの姿勢が出来ていたらタックルに入られて反応が遅れても不思議と切れちゃうんですよ・・・
基本は手先の捌き(①ああして、②こうしてとかいう順序)枝葉よりも体幹部分の受けの姿勢、根幹の方が大切になります。
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